柳沢 正和 | TEDxTokyo 2012
自分らしく。私たちはみなそう願っています。でも中には、本当の自分を隠さなければならないと感じている人もいます。NPO法人グッド・エイジング・エールズは、昨年の夏、性的マイノリティを受容する「カラフルカフェ」を期間限定で葉山に開きました。週末だけの営業にもかかわらず、来客は1,100人を越え、ソフトバンクやアルファロメオなどの大企業をスポンサーに獲得しました。2011年カラフルカフェのマネージャーでプロジェクトの代表でもある柳沢正和は、自分は活動家ではなく、どこにでもいる普通のサラリーマンだと言います。そこにこのカフェの本質があります。この活動はさらに幅を広げ、この夏には、ウェルカムカフェ・プロジェクトとして、東京と京都の20のカフェに取り組みを広げます。プロジェクトに加わるカフェでは、レズビアン、ゲイ、バイセクシャルやトランスジェンダーを区別なく迎え入れ、仲間で集まったり自分らしく過ごしたりできる場所を提供します。グッド・エイジング・エールズではまた、性的マイノリティに向けた生涯の資金計画などをテーマにしたセミナーや、性的マイノリティの学生の採用イベントなども行っています。