サミ・エル | TEDxTokyo 2016
サミ・エル – アーティスト
音楽家とは職人が手がけた楽器を演奏するもの。
サミ・エル氏は、自身で作り上げた楽器を演奏する数少ないアーティストと言えるかもしれない。
ドラムからダルシマーまで、アコースティック楽器を廃材を組み立てて作り、演奏する。現在、新アルバムのレコーディングに向けて「割り箸ピアノ」の第5作目を製作中だ。
「割り箸ピアノ」とはピアノ、チター(打楽器の一種)、琴、エレクトリックギターの要素を取り入れた自作楽器。多忙なコンサート活動に加え、Sami氏は短編映画のサウンドトラックDendroの製作にも携わる。
Sami氏はアコースティック楽器はまるで「発掘されて足を踏み入れてもらうのを待つ未開の地のような存在」と表現する。
音楽に情熱を注ぎ、一般向けの音楽ワークショップを自主開催するなど、多くの人とリズムや音を作り出す非凡なアーティスト。