クリヤ・マコト | TEDxTokyo 2013
そもそも音楽とは、生きていくのが困難な人にこそ必要とされてきたもの。クリヤ・マコトさんの身上は、アパラチアの黒人コミュニティーで培ったソウルフルな切れ味と透明感だ。高校卒業後に渡米し、ウェストバージニア大学で言語学を学びながらライブ活動を開始。卒業後はピッツバーグ大学でジャズ講師を務め、米東海岸各地でチャック・マンジョーネ・グループほかジャズの巨匠たちと共演した。帰国後は、自身のグループで8回の欧州ツアーを含む世界公演を精力的におこなう。これまでのリーダーアルバムは15枚を数え、ジャズに留まらず、ポップスのプロデュースやオーケストラ作品の作曲なども幅広く手がけている。