前田 ジョン | TEDxTokyo 2012
芸術科専攻の全ての者たちよ、どこにいても元気を出せ:ジョン・マエダはアートとデザインを科学と融合させ、技術に魂を吹き込むために、働きかけています。アーティスト、グラフィックデザイナー、コンピューター科学者として広く知られた、元MIT教授は、アートを教育の根幹=STEM(サイエンス、テクノロジー、エンジニアリング、数学)にアートも取り込もうというSTEAM運動を進めています。2008年のエスクァイア誌上で21世紀に影響力のある人物75人の一人として選ばれ、フォーブス誌では、学術界のスティーブ・ジョブスとも記されているジョンは、電子メディアの使い方を表現のための道具として再定義し、対話型モーション・グラフィックスの基礎を築きました。それは今ではウェブのいたるところで目にするようになりました。ロンドン、ニューヨーク、パリで開催したデジタルアートの一人展も大好評で、彼の作品は、ニューヨーク近代美術館(MoMA)とカルチェ財団の永久所蔵品に加えられています。TEDカンファレンスのブレイン・トラストの一員でもあるジョンは、2001年のナショナル・デザイン賞とともに、2011年には優れた功績をあげたデザイナーを表彰するAIGA賞を受賞しています。著書である『シンプリシティーの法則』は、14カ国語に翻訳されています。