アルバロ・セデーニョ・モリナリ | TEDxTokyo 2013
公共問題の解決には、政府に頼らない社会変革運動が必要だ。駐日コスタリカ大使という公人の顔も持つアルバロ・セデーニョさんは、そう断言する。コスタリカ大学で法学を修め、トロムソ大学(ノルウェー)とカーネギーメロン大学(オーストラリア)で博士号を取得。大学院では紛争転換を研究し、2006年よりブログで独自に発言を続けてきた。近年は、環境破壊への対応策として「グリーン成長」を提唱。「環境保護は富を生む」という彼の主張どおり、コスタリカの国家的なビジネスモデルは成功を収めている。自然環境を回復しながら税収も増やし、2015年までに国内電力需要の95%を再生可能資源で賄おうとしているのだ。