TEDxTokyoでのライブストリームは大きな成功を収めました

2009年に東京で、アメリカ以外では初めてとなる TEDx イベントが開催されました。その様子を世界中の TED仲間に伝えるために、Virgin Earth 社と Gotcha Mediaのボランティアたちが共同して全てのプレゼンテーションのライブストリームを提供しました。これもまた TEDx として初のことでした。

二ヶ国語の放送

TEDxTokyo 2010 の計画を立てるにあたって、我々がさらに頭をひねったのは、当日に発表されるアイデアをさらに多くの人に伝えるためにどうすればよいかということ。おのずと出てきた答えは、講演の日本同時通訳を提供して、日本のTED 仲間たちに提供するというものでした。このためには、経験豊富な通訳のチームだけではなく、大量のケーブルを追加したり、通信帯域幅を倍増したりする必要もありました。さらに全部で42 本出来上がるビデオを編集する、ポストプロダクションのグループがますます情熱を持って取り組むことも必要となりました。

イベントの前日には、会場に 4台のカメラと何百メートルものケーブル、数え切れない台数のコンピュータとその他の機器を山のように持ち込みました。そして、巨大なジグソーパズルのように、これら全てを丹念につなぎ合わせていったのです。
結果として撮られた映像は素晴らしいものでした。午前9時にライブを開始すると何百人ものログインがあって、我々の 2 つの HDストリームから英語や日本語を選んでそれぞれ視聴しました。オンラインでの評判が広まるにつれ、(リンクをツイートしたり、ホール内の写真をアップロードしたりしたソーシャルメディアチームには、大いに助けられました)。視聴者数は順調に増え、その日の終わりまでには 57 ヶ国から4300 人以上の視聴者がストリームを見たのです。

バックステージのチャンネル

TEDx としてのもうひとつの新しい試みとして、世界中の視聴者にセッションの合間の舞台裏を紹介することにしました。USTREAMからの手厚い支援を受けて第3のビデオチャンネルを準備し、スピーカーや参加者、ボランティアへのインタビューを一日中行いました。東京の高速 3Gネットワークは驚異的で、お台場の海辺で催されていた昼食のビュッフェからも放送ができました。このチャンネルも大変人気を集め、当日の視聴者は7700 人以上に上りました。

オンデマンドビデオも数時間のうちにオンラインにできるだけ早く全てのトークをオンデマンドで見られるようにすることが、我々の計画の主要なポイントでした。時差の関係で、アメリカとイギリスにいる潜在的な視聴者たちの大半は、イベントの半分ぐらいはベッドで寝ている時間だろうと考えたからです。

ボランティアの製作チームは全デジタルのワークフローに挑戦しました。Tokyo 2.0 から手厚く提供されたコンピュータと Virgin Earth のポストプロダクションチームの仕事の早さもあって、スピーカーがステージを離れてから数時間のうちに、最初のビデオを YouTubeにアップすることができました。このやり方は成功し、その後の1 週間でのビデオの視聴は 44000 回に上りました。

TEDxTokyo で示されたアイデアがどれほど広く伝わったか。改めて考えると実に光栄なことです。今日までの視聴数は5万回を超えました。全てのボランティアたちの努力は報われたのです。来年も再び挑戦していきたいと楽しみにしています。来年新たな問題が出るとしたら、それは新たな「TEDx初の試み」を考え出すことだけでしょう!

リソース

全ての TEDxTokyo 2010 の講演は ここ にあります。スピーカーや参加者、ボランティアへのインタビューは こちら

Translation: Natsu
Reviewer: Wataru.