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東京を拠点に活動する陶芸作家のダニエル・H・ローゼンが、TEDxTokyo 2011で展開するインスタレーションの構想を紹介します。
昨年のTEDxTokyo 2010では、会場の日本科学未来館で、アーティストグループ「輪派絵師団 」がライブパフォーマンスを行いました。何枚かのパネルを壁に掛けて絵を描いていくとともに、陶芸用のろくろを持ち込んで、彫刻的な要素も加えたインスタレーションです。
ライブパフォーマンスは朝から始まって、一日中続いたので、このアートが進化を続けながら夜になって完成を迎えるのを、多くの参加者が目にしました。皆、本当に熱中して、私たちの企てを鋭く察してくれたようです。参加者たちのエネルギーとフィードバックに、私たちは大きな影響を受けました。
ある時、多くの参加者がホールの中でプレゼンテーションを聞いている時間に、空想的な銀色のスーツに身を包んだ女性が部屋に現れて、しばらくの間私たちのパフォーマンスを眺めていきました。私たちのアートに見入ってくれていた彼女は、ステージを直前に控えた、シルク・ドゥ・ソレイユのルイーズでした。
その後、シルク・ドゥ・ソレイユのマネージャーが、ルイーズが本当に私たちのアートを気に入ってくれたと伝えてくれ、どんなものを作っているのかと尋ねました。輪派のアートは通常、プロダクトではなく「プロセス」であり、ライブパフォーマンスを通じて何か形に残るものを造る意図はありません。ただ、この時ばかりは例外ということにして、完成したパネルをマネージャーに差し上げました。聞くところによれば、東京にあるシルク・ドゥ・ソレイユの楽屋には、未だにそのパネルが飾ってあるといいます。
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TEDxTokyo 2011の会場では、「タペストリープロジェクト」というインスタレーションが展開されます。作品を共に生み出すというこの試みは、参加者をより強く惹きつけるものになるでしょう。
大きな窓を背景に吊り下げられたメッシュ状のネットに、大小様々なアクリル製ディスクを飾り、窓の光でキラキラ輝くタペストリーを創り上げます。中央部分には、東京で活躍する6名のアーティストがデザインした特別なディスクを配します。
TEDxTokyo 2011の参加者全員が創作プロセスに関わることで、このタペストリーは今回の素晴らしい集まりの記念碑として、また、この日一日を通じて共有されるアイデア、考え、メッセージを象徴するものになるはずです。
これらに加えて、TEDxSoweto(南アフリカの貧困地域ソウェト地区)とのコラボレーションで、「ストーリー・スカーフ(Story Scarves) 」の展示が行われます。これは、南アフリカから日本の子どもたちに向けた、希望のメッセージが書きこまれたスカーフです。このスカーフは展示後東北地方に運ばれ、福島の原発事故で苦しむ双葉郡大熊町から避難してきた子どもたちに贈られます。
◆和訳:入谷聡 (@irritantis )
TEDxTokyo(テデックス トーキョー)は、2011年5月21日(土) 、今年で3回目となる「TEDxTokyo 2011」を、「 Enter the Unknown ~未知への扉~」のテーマの下、東京・お台場の日本科学未来館にて開催いたします。
去る3月11日に発生した東日本大震災および原子力発電所の事故を受け、当初予定していた 内容を変更し、日本の復興と再生に現実的に貢献できる創意に富んだ提案と、被災者の方々を応援するプレゼンテーションを揃えました。
本年はイベントの規模や質においても大きな向上を図っており、多様な講演者と参加者が一体となり、アイディアや発想を共有し、未来のあり方について想像する場を目指しております。当日は、総勢30名の講演者が、それぞれ6〜12分間の持ち時間の中で、日本だけでなく世界の多くの人々に驚きと、インスピレーション、そしてパワーを与える講演を行います。
【講演者】 (一例)
森 有一博士 (早稲田大学 理工学研究所 客員教授) 土壌も農薬も使わない農業の新しい手法で、さらに従来より美味しく栄養価の高い農産 物を生産
Carlos Miranda Levy氏 (ソーシャル・アントレプレナー) 東日本大震災や2010年のハイチ地震などの大規模災害に対応するRelief 2.0システム
水口 哲也氏 (ゲームクリエイター、キューエンタテインメント株式会社 取締役) ゲームの仮想世界と現実世界のギャップを埋める、ポジティブになれるゲームへの潮流
枝廣 淳子氏 (有限会社イーズ 代表取締役 環境ジャーナリスト) 日本の社会を持続可能で前向きなものに変化させ、経済成長と幸福をもたらす方法
伊東 昭典氏(株式会社ブレスト 代表取締役) 廃プラスチックを油に戻すための技術と装置
全てのスピーカーのリストとプロフィールはこちら 。
この他、米国で開催されるTED(下記参照)でおなじみの音楽やダンス、ジャグラーによる パフォーマンスも予定しております。
会場には、昨年と同様、非常に多様な経歴を持つ300名の方々を、TEDxTokyoチームよりご 招待 させていただきました。参加者の半分以上は複数言語を話す外国人で、さらに参加者のうち 60%以上がメディア・学術・IT・政府機関といった分野において、グローバルにリーダーシップを発揮されている方々です。
なお、会場にお越しいただけない方のために、本サイトにて 、会場の様子を日本語と英語によるライブストリーミングし、さらに質問をTwitterで受け付け、 ステージ裏の別ストリームにて配信する予定です。
TEDxTokyo 2011パートナーについて TEDxTokyo 2011はソニー株式会社、大塚製薬株式会社、株式会社デンソーアイティーラボラトリ、シティバンク銀行株式会社のコアパートナー4社に加え、32のサポーター企業と 、ボランティア参加者の協力によって、参加者無料の非商業イベントとして開催。
TEDxTokyo 2011には、Twitter、ライブ中継、その他のソーシャルメディアを通じ、会場外の 1万を超す視聴者も参加が可能です。スピーカーの最新情報と世界各地からのイベントへの参加方法を得るには、Twitterでフォローしてください。
土曜日をお楽しみに!
TEDxTokyo2011 がいよいよ今月に迫ってきました。世界各地では毎週のようにTEDx イベントが開催されていますが、アジアで開催されている他国のTEDx は、どんな様子なのでしょうか? 海外のTEDx について、日本人のTEDx オーガナイザーであり、TEDxTokyo の企画運営にも関わるRyuta Aoki (@jharajhara ) に話してもらいました。
Ryuta は、2009年の年末にTEDxTokyo の運営メンバーに応募したことをきっかけにTEDx との活動をスタート。TEDxTokyo 2010 では、Registration チームのリードを務めたほか、「既にあるしくみに乗るよりも、新しいしくみを考えたい」という思いから、20代・30代をターゲットにしたスピンオフプロジェクトTEDxTokyo yz の立ち上げに参画しました。現在は、TEDxTokyo yz の統括ディレクター、TEDx on the road チームのリード、そして新たに立ち上がる8-12歳向けのプロジェクトTEDxKids@Tokyo の共同創設者(TEDxTokyo 共同創設者Patrick Newell と共同で創設)としても活動しています。またTEDx のオーガナイザーとして活動するだけではなく、2011年4月10日に開催されたTEDxEarthquake9.0 ではスピーカーとしても参加しました。
世界に広がるTEDx
[Ryuta] TEDxTokyo の共同創設者Todd Porter の紹介で、昨年中国・上海市で行われたTEDxShanghai 2010 と、台湾・台北市のTEDxTaipei 2011 に参加しました。
これら世界各国で行われているTEDx イベントは、TED が定める規約に則って開催されているものです。TEDx が始まったのは2009年で、たった2年で延べ開催件数は1,500件(2011年3月現在)を突破しており、凄まじい勢いで活動が広がり、今やグローバルなムーブメントになっています。
なかでもTEDxTokyo は、世界で2番目に、米国以外の国では初めて開催されたTEDx のイベントで、世界中から注目されています。TEDxTaipei 共同創設者のJason とKevin は、実際にTEDxTokyo 2009 に参加したことで TEDxTaipei に大きな影響を受けたと聞いています。またTEDxTokyo から新たなTEDx イベントが生まれることもあります。
上海と台北、それぞれの空気
[Ryuta] TEDxShanghai は、2010年9月5日に、DCC Theatre という劇場で開催されました。そこは工業団地をリノベーションした800 Show Creative Park の一角にあり、雰囲気としては横浜の赤レンガに近い印象を受けました。テーマは「1万時間(専門性を身につけるための1万時間理論 http://lifehacking.jp/2008/11/the-law-of-10000-hours/)」。スピーカーは、国際色豊かなTEDx イベントらしくW+K のECD、世界的に著名な再生医療の博士、そして香港のTV フィルムディレクターなど世界から幅広いジャンルのスピーカーがキュレーションされていました。中国国内からは映画際の主催者、スローライフ第一人者、そして若手中国人アニメーターなど中国国内の各分野の最前線で活躍する方達が登壇されていました。しかも上海版”笑っていいとも”に出演する現地では著名な日本人パフォーマーの方も参加されていましたよ。参加者は200名程度で、欧米の方が多かったと記憶しています。
雰囲気としては先進的な考え方を取り入れた国際都市としての上海という印象を受けました。(右上写真:TEDxShanghai 会場周辺)
TEDxTaipei は、約4ヶ月前の2011年1月15日に、華山 Creative Park という酒工場だったところをリノベーションした、劇場、ギャラリー、カフェ、ライブハウスなどが集まる台湾のクリエティブクラスの若者が集まる場所で開催されました。テーマは「9 BIG QUESTIONS」。9つの問に答えるように20名のスピーカーが登壇されました。TEDxShanghai 同様にIDEO のアジア責任者など世界中からスピーカーが参加していたのですが、TEDxTaipei の方が「地域色」が強く、オーガナイザーやスピーカーが「台湾という国を愛している」という印象を強く受けました。先住民が登壇したり、台湾国内の環境問題に関する話題が登場したりと。それから、OLPC の低電力液晶の開発会社のCEO なども出ていて、台湾が強みとする産業の最先端も感じられました。参加者は500名を超え、TEDx イベントとしては大規模なものでした。またイベント会場では別にCreative Park 内の一倉庫を貸し切り、台湾で人気の高いデザイナーズホテルや企業の展示場が設けられていました。(左上写真:TEDxTaipei リハーサル風景)
TEDx という同じフォーマットを使っていても、地域ごとにカラーは大きく変わりますね。各地域の先進的な考えを持つ活動家や実業家達と直ぐ出会え、またスピーカーや志の高い参加者たちとそこで得られたアイディアなどを一緒に議論する事ができるのがTEDx の魅力だと思います。
2つのTEDxイベントに参加して得られたこと
[Ryuta] TEDxShanghai に参加し、日本のメディアではあまり取り上げられない草の根運動、中国の力強さ、そして変革の胎動を肌で感じられたことは非常に貴重な体験になりました。(右上写真:TEDxShanghai リハーサル風景)
TEDxTaipei での最大の収穫は、エクスカージョンプログラムに参加したことです。 このプログラムは世界各国、主にアジアのTEDx オーガナイザーを対象とした4日間のプログラムで、TEDxTaipei 2011 イベント会場外でさまざまな体験をする路上でのTEDx ということで、通称 “TEDx on the road” と呼ばれています。その4日間で各国のTEDx オーガナイザーと共に過ごし、考えを共有しました。本当に濃厚な4日間で、このプログラムを通じて共通の目標に向かって行動する友人ができました。この経験を踏まえて、来るTEDxTokyo2011 でも、同様のエクスカージョン・プログラムを企画しています。(左下写真:TEDxTaipei 会場周辺)
Text & Interview : Satoshi Iritani (@irritantis )
3月11日、マグニチュード9.0という未曾有の大地震が、東北と関東を襲いました。まだ私たちはその混乱から抜け出すことができていません。この地震によりもたらされた被害はとてつもなく大きく、私たちの想像を遙かに超えたものでした。1万人以上の方々が命を落とし、数十万人の人々が避難所での暮らしを余儀なくされています。
現在、その震災から10日あまりを経て、救助活動が進み、復興のための動きが始まっています。同時に、私たちもとには、そのような状況下であっても、ともに助け合い、生き抜こうとするいくつも物語が寄せられています。自らの命を犠牲にし、緊急用の衛星電話を守った医療スタッフ、ここ東京で、被災者の方々への寄付を募り、救援物資を届けようとしている数千人のボランティア達。
皆さんの力を貸してください
TEDxコミュニティに皆さんの声を届けてくれませんか?この震災であなたが感じたこと、被災者の方々のためにあなたしていること、どんな些細なでもかまいません。私たちのFacebook Page へ投稿していただくか、 stories@tedxtokyo.com までメールをお寄せください。
私たちの取り組み
TEDxTokyoでは、まず第一歩として、被災地域での復興支援を担う組織の設立を目指し、みずからもプロジェクトの立ち上げると同時に、いくつかのプロジェクトのサポートを始めています。
私たちがサポートしてる活動をご紹介します
Tokyo International School を拠点とした救援物資の収集、運搬
www.support.tokyois.com
TEDxTokyoのパートナーであるTokyo International Schoolは、Second Harvest Japanと協力し、被災地域へ送る緊急物資の受け付けを行っています。集められた救援物資は、その援助を最も必要としている地域に運搬されます。東北への輸送費用も含めて、かなりの金額が必要になります。皆様からの物資での援助、資金面でのご協力をお待ちしています。
Tomodachi Calling
www.cafepress.com/tomodachicalling はTシャツを中心に販売するチャリティのためのオンラインショップです。東京、そしてTEDxTokyoにゆかりのある世界中のアーティストやデザイナーが協力してくれています。このオンラインショップでの売り上げは全額が日本赤十字社に寄付されます。詳細な情報は、彼らのblogやFacebookページ でご確認ください。
Handmade for Japan
www.handmadeforjapan.org
TEDxTokyo 2010でもパフォーマンスを見せてくれた輪派絵師団、そのメンバーであるDaniel Rosenから紹介されたプロジェクトです。詳しくは こちら をご覧ください。
JHelp
www.jhelp.com
現地東北で援助活動を行っている団体です、是非寄付のご検討をお願いします。
Foreign Volunteers Japan
www.foreignvolunteersjapan.org
Foreign Volunteers Japanはピースボート、赤十字社と協力して、東北に救援物資を定期的に運搬しています。四谷三丁目に集積場を構えています。
Japan Timesには、あなたが援助できる救援活動のリスト が掲載されています.
あなたからの寄付の全額を現地に提供している団体を探すには、www.charitynavigator.org を参考にしてください。
励ましのメッセージ、関連するプロジェクトへの寄付やご協力いただいた皆様に、心から感謝いたします。被災地域の復興には、今後も数年間に渡る支援が必要になると考えられます。援助を始めるのに遅すぎると言うことはありません。
最後に、震災により多くの多くのイベントが中止、または順延されている昨今ですが、TEDxTokyo 2011は復興への希望を見いだす意味においても、当初の予定通り5月21日に開催する予定です。
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去る 3/2 の TED2011:The Rediscovery of Wonder にて公開されたこの映像は、世界を巻き込むムーブメントしての TEDx の成長の様子を克明に捉えています。
TEDxプログラムがスタートした2009年3月以来、世界各地で1,579ものTEDxイベントが催されてきました。それらイベントの臨場感を伝える映像と写真、そして、TEDxSeoul、TEDxAmsterdam、私たちが東京で開催したTEDxYouth、TEDxChange、TEDxAmazoniaの主催者のインタビューをお届けします。