2010年 TED Prize 受賞者

Jamie Oliver2010年のTED Prizeは、ひとりの飛びぬけた才能の持ち主に授与されることになりました。世界的に有名なシェフ、料理研究家でありながら、同時に起業家の顔も合わせ持つジェイミー・オリヴァーです。彼のWishを一歩実現に近付けるための資金として賞金10万ドルが贈られました。

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ジェイミー・オリヴァー

ジェイミー・オリヴァーは、子供たちのためだけでなく、大人である私たち自身にとっても大切な食のありかたを変えようとしています。

オリヴァーは、英エセックス州のクラバリングにある父親が経営するパブ・レストランの手伝いをしながら育ち、その後、イギリスとフランスで修業。彼は料理の才能に長けていただけでなく、新鮮で実直な味のする美味しい食べ物を創りたいという情熱も兼ね備えていました。

以前勤めていたレストランが紹介されたTV番組の中で彼の才能が注目を浴び、その後間もなく22歳にして、「裸のシェフ」でTVデビューを果たします。世界トップのセレブ・シェフのひとりとして活躍しながらも、シンプルで気取らない料理スタイルは現在も健在です。また、人々の不健康な食生活を改善し、本来の調理する習慣を取り戻すための活動に積極的に取り組んでいます。

世界中に蔓延する肥満を懸念しており、ジェイミーはその知名度を生かして「給食革命!」、「Ministry of Food」、「Food Revolution USA」などのキャンペーンを行い、個々人のみならず政府も交えたレベルで食に対する変革をもたらそうとしています。これらのプログラムは、キッチンウェア、料理本、そしてTV番組を奇をてらわない手法でもってコミュニティの中に組み込み、イギリス人(現在はアメリカ人も)に必要とされるライフスタイルや食習慣の健全化を促そうというものです。

ジェイミーのTED Wishです。「子供たちへは正しい食育を行い、大人たちへは家庭料理のよさを改めて認識させる。そして肥満問題に正面から立ち向かう。こんなことが実現できる社会活動を力強く長期に渡って続けて行きたいのです。皆さんの協力に期待しています。」

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TEDとTED Prizeは、輝かしい業績を残した3名、海洋学者のシルビア・アール、天文学者のジル・ターター、そして指揮者のホセ・アントニオ・アブレウ、を2009年のTED Prize受賞者として公表しました。この3名は、それぞれの分野で優れた業績をあげただけでなく、世界を変えるために必要な自由な視点とヴィジョンを持っています。彼らの人生、言葉、そして願いはみな同様にインスピレーションに満ち溢れています。彼らの願いを現実にするため、各々に十万ドルが賞金としてTEDにより与えられました。